人体脂(皮脂)や水垢は埃とともに放置すると変質(ヘドロ化、石化、等)して水拭きではとれなくなるが、(食)酢の弱酸性と重曹の弱アルカリ性の性質を利用して、汚れを分解・中和することができる。特に重曹を使った掃除の仕上げに用いると、残った重曹を中和するのに役立つ。他にも、同時に使用する事で排水溝をピカピカにすることができる。
ただし、食酢は匂いがきついので、販売されているクエン酸を利用する人が多い。また、鉄は錆びるため、そして炭酸カルシウムでできている大理石は溶けてしまうため使用できない。
肉を柔らかくする [編集]
鶏肉などを茹でるときに酢を煮汁に足すと柔らかくなる。また、肉が骨から離れやすくなるため食べやすくなる。
疲労回復効果 [編集]
疲労回復の手段として、酢が用いられることがある。 酢の中に含まれるクエン酸が疲労の原因となる乳酸を分解するため、血行の循環不良をおさえたり、疲労のもととなる乳酸をおさえる効果がある。
さらに疲労回復効果を高めるためには、糖分と食酢を同時に摂取するとよい。 糖とともに食酢(主成分の「酢酸」)を摂ると運動により消耗されたグリコーゲンの再補充(回復)が促進されて疲労回復がさらに早くなるといわれている。
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殺菌力 [編集]
古来から、酢を使うと食物が傷みにくくなることが経験的に知られていた。科学的にも強い殺菌力があることが実験的に判明している。握り寿司、マヨネーズなどが応用例といえる。作用機序はpHの変化、蛋白質変性作用、強い浸透力によるものではないかと思われる[要出典]。合成酢よりも醸造酢のほうが浸透力・殺菌力が強いとも言われている[要出典]。
伝統農法では一種の農薬として利用されることもある。
「酢を飲むと身体が柔らかくなる」 [編集]
サーカスは性質上、地方巡業の際に団員分の食料を一度に大量購入する。そのため、巡業先で団員分の酢を経験則によって疲労回復のための飲料として購入することが多く「あんなに大量の酢を飲むから、サーカス団員は身体が柔らかい」と噂されたということから信じられた誤解である。この誤解については藤田和日郎作の漫画「からくりサーカス」でも披露されている。
日本では古くから南蛮漬けなどにした魚の骨が酢の作用によって柔らかくなっていることから生まれた誤解である[1]。
酢に多く含まれる酢酸の作用によって筋肉中の乳酸の分解が促進され、凝りをほぐす作用は期待できる。ただし、柔軟性は靱帯の可動域の拡張ナシにはあり得ないので、ただ酢を飲めば靱帯の柔軟性が増し関節の可動域が広がる訳ではないので注意が必要である。